学び直し10日目:3章 順序回路①
記録
順序回路に突入。とりあえず背景まで読んだ。
組合せ回路と順序回路
いままでやってきたゲートは組合せ回路というもので、入力に応じて出力が時間差なく追従するものだった。複雑な演算は可能だけど、ある時点での値を記憶しておくことはできない。
この章で学ぶ順序回路は、複雑な演算はできないが、入力を記憶したり取り出したりできるもの。順序回路という命名には、時間的な概念が込められているんだなぁ。
クロック
順序回路での"時間"はクロックのサイクルで定義される。このタイミングにあわせて入力を更新(Write)したり、記憶内容を読み出したり(Read)する。基本ですね。
レジスタ
DFF の前段に Mux を置いて、新たな入力をロードするか、値を保持するか(現在の出力をそのまま入力に戻すか)選択できるゲート。1個なら1bit、多数集めれば多bit。
こういうのが集まって、32bit とか 64bit の CPU が構成されているんですなぁ。
カウンタ
時間更新とともに、一定の整数が加算されていくレジスタ。